Q」ビザは、実地訓練、雇用、または訪問者が国籍を有する国の歴史・文化・伝統の普及を目的とした司法長官指定の国際文化交流プログラムに参加するために渡米する人のためのものです。
Jビザと同様に、Qビザは雇用プログラムにより近いものです。Q請願書の最長有効期間は、許可された日から15ヶ月です。申請者は米国での滞在延長を移民局へ申請できますが、15ヶ月を超すことはできません。
Qビザの資格を得るために、申請者は以下のことを証明する必要があります。
- 放棄する意思のない住居が米国外にあること。
- 18歳以上であること。
- 請願書に記載されている種類のサービス・労働を行なう、または訓練を受ける適性があること。
- 自国の文化を米国社会に効果的に伝えるための英語能力があること。
- Q非移民として入国した経験のある申請者は、最近1年間米国に滞在していなかったこと。
申請者の雇用主は、以下のことも証明する必要があります。
- 母国の独自性の認識を米国社会で向上させることを目的とした確立された文化交流プログラムを維持していること。
- プログラムの運営および米移民局との連絡には適正な職員を任命していること。
- 米国で過去2年の間事業を行なっていること。
- 同様に雇用されている国内労働者に匹敵する賃金と労働条件を外国人にも提供すること。
- 10人以上の常勤米国人労働者を雇用していること。
- 参加者に対する支払能力があること。
- 移民局の雇用主制裁規定に準拠すること。
- 文化交流プログラムを他の移民手続きの抜け道として利用していないこと。
雇用主は、このプログラムの文化的要素が、外国人参加者が行なうサービスまたは訓練において主要かつ必須な部分であることを証明する必要もあります